リロケーション業界は、今も昔も変わり続けています。合併や買収は日常茶飯事で、リロケーション会社は親会社の能力を拡大したり、収益を上げるために定期的に買収や売却をされています。これは必ずしも良いことでも悪いことでもなく、今日の世界における私たちの業界、そしてビジネスの本質なのです。
しかし、それは私たちのコア・バリューとそれを実践する方法を思い起こさせるものです。家族経営の企業として、私たちは、コア・バリューが個人として、また企業として、自分たちのあり方を定義するものだと感じています。また、お客様との関係は神聖なものであり、その影響を考慮せずに将来について決断し始めると、関係を危うくすることになると考えています。
お客様、従業員、そして私たちが生活し働く地域社会との関係が、私たちがこの会社を設立し、この仕事を楽しく続けている理由です。私たちは、独自の方法で会社を構成することで、私たちのコアバリューを尊重し、維持することができます。
- お客様のニーズを第一に考える自由。私たちは常に、自分たちの思うようにビジネスを展開できる能力を維持したいと考えています。私たちは、引越しの心理とロジスティクスを熟知しており、そのため、サービスモデルに大きな投資をしています。これには、2人体制のカウンセラーチームも含まれます。2人体制にすることで、細部にまで気を配り、コミュニケーションを図り、優れた顧客体験を提供できることを経験的に知っているからです。私たちにとって、この投資はコストに見合うものです。独立性を重視することで、私たちは常に コアバリューを守るお客様のリロケーションのニーズを最優先に考えています。
- 安定性。自社で経営しているため、有機的な事業展開が可能です。定量的なリロケーションデータと、お客様からいただく定性的なご意見をもとに、今後の方針を決定しています。私たちは、お客様と転勤者の双方に信頼され、努力し、共感されることでビジネスを構築してきました。そして、20年以上にわたって、お客様から信頼され続けているのです。
- 信頼。私たちにとって、お客様との関係がすべてであると言うのは、本心です。1994年に設立された最初のクライアントは、現在も私たちのクライアントであり、私たちの信念とコミットメントを知っているからです。その信頼があるからこそ、私たちはグローバルに事業を展開し、テクノロジーに投資し、私たちを成功に導いてくれた従業員に再投資することができたのです。私たちの顧客は、私たちが移転の際に近道をしたり、顧客にサービスを提供する方法について他の考えを持つ人を連れてきたりしないことを、暗黙のうちに知っているのです。
私たちの会社の構造は、具体的で目的を持ったものであり、そしてそれが機能しています。だからこそ、お客様の最も重要な情報や、最も貴重な従業員の転勤という極めて重要な仕事を任せられるのです。家族経営の会社だからこそ、私たちのコアバリューを発揮できるのです。結局のところ、リロケーション会社のビジネスの核となるのは、所在地や規模ではなく、どれだけお客様を大切に思っているかということなのです。